2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
蓮は早寝早起き日が昇る早朝から開き沈む前にはすっかり閉じてしまう Kashihara, NaraJul. 2019
せせらぎの音が響く森のなか木漏れ日のみどりが川に降りそそぐ Nabari, MieJul. 2019
ススキ提灯を神社に奉納する夏祭りそれほど広くはない境内に各地区の人々が集まりそれに見物客がぐるりと周囲を囲む
日没後のあいまいな彩りが湖面を染め鳥居の小島が黒々と浮かびあがる Matsue, ShimaneAug. 2018
土の成分や吸収した成分で赤っぽくなったり青っぽくなったりまるでリトマス紙 ShigaJun. 2019
田んぼのレフレクションが終わると蓮の季節よく探せばあちこちに蕾がちらりにょっきり Kashihara, NaraJul. 2019
風鈴の暖簾がかかるこじんまりとした境内にランタンの灯りがコラボするゆうべ
一日だけのおふさ観音の夏祭りランタンの優しい灯りに包まれ
半夏生で真っ白になる山奥の谷間じめじめ湿気とじゅくじゅくぬたぬたの土がお好み
半夏生の緑と白の世界緑の葉がだんだん白くなり花期が終わればまた緑に戻る
雨上がりの霧に包まれる室生小原の村太鼓と鐘を鳴らしながら男衆が松明を持って練り歩く
村の高台から見下ろすように立つ老桜枝先から寂しくなりつつあるような... Uda, NaraJun. 2019
ほら貝の音ともに手漕ぎ舟が池に出陣お供えする蓮を摘む
毎年七夕に行われる奥田捨篠池の蓮取り行事お供えされるのはつぼみの蓮
棚田の縁と畦道を彩る紫陽花稲はだいぶしっかりふさふさしだしもうすぐ水面も見えなくなりそう
何日目の夜になるんだろう?4日目には散ってしまう短命の花
もんやりした空気の朝奥に続くはずの山並みもぼんやりまんまるの真っ赤な太陽は霞のなかから唐突にこんにちは
ブルーの花は雨がよく似合う全然降らないとおもえばしたしたと雨の毎日
灰色の雲が低く垂れこめた夕方の明日香凸凹な地形で太陽が山の向こうへそそくさと隠れてしまう
何に使われていたんだろう?鳥たちにはちょうど良いとまり木のようひょろひょろと鳴くとどこからかひょろひょろと聞こえてくる